こんばんは。atoです。
今回は前回に引き続き、太陽光と蓄電システムについて書いていきます。
前回は電力の買取単価が将来そこまで下がらないと考える理由や、蓄電システムについて書きましたが、今回は蓄電システムについてもう少し細か話をしていきます。
≪前回の記事≫
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『蓄電システムの上手な使い方』
前回は昼間に太陽光で発電した電力を蓄電池に貯めて夜に使うということを書きましたが、蓄電システムのメリットは他にもあります。蓄電システムを入れるメリットをきちんと理解しておかなければせっかくの電気を上手に使えませんので気を付けてください。
『蓄電池を入れることでダブル発電となる?』
以前の記事で電力の買取単価等を記載した記事の中にもありました『ダブル発電』という文字・・・(以前の記事と買取単価を記載します)
って、今見るとダブル発電については完全にスルーしてしまっています(笑)
ダブル発電とは書いてある通り2つの発電システムがある場合に採用されるようです。普通、2つの発電と聞けば、太陽光とエネファームといったイメージではないでしょうか?正直私はそうでした。
しかし、蓄電池もダブル発電になるのです。理由は蓄電池に貯めた電気は『自分で使うことも出来るだけでなく、貯めた分を売ることが出来る』からです。
蓄電池を入れることで、貯めて使うだけではなく、貯めて売るという2つの使い方が出来ます。
但し、2つの使い方があってもどう使い分けるかがわからなければ意味がありません。
ということで貯めてから使うのか、売るのかをどう決めればよいかについて考えていきましょう。
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『蓄電池に貯めてから売る』
『発電した電気を一時的に貯めてから売る』という選択肢を選んだ方が良い家庭は主に『太陽光パネルの容量が小さい、または昼間に多く電気を使う』家庭です。
これだけではよく分からないと思いますが、ミソとなるのが『蓄電池に貯められるのは太陽光で発電した電気だけではなく、単価の安い夜間電力も貯められる』ということです。
①夜間の安い電気を蓄電池に貯める
②蓄電池に貯めた電気を昼間に使う
③昼間に発電した電気は売る
このように①~③を繰り返すことでメリットが出てきます。
ここで、太陽光パネルの容量が小さい家庭とされている理由がよく分からないと思いますが、私の理解としては『太陽光で発電した電力だけでは使用する電気全てを賄えないため、1日のうちどこかで購入する電気が必要』がからだと思っています。要するに発電容量の大きい家は貯めてしまえば、わざわざ買う必要が無くなってくるということでしょう。
『蓄電池に貯めてから使う』
前回の記事でも書いた『発電した電気を一時的に貯めて夜に使う』という選択肢を選んだ方が良い家庭はさっきも言った通り、太陽光パネルの容量が大きい、または日中に電気をほとんど使わない家庭です。買わなくてもよいものをわざわざ買いませんよね?(笑)
『ダブル発電の買取単価』
ダブル発電の買取単価についてはさっきの表を見てもらえればわかりますが、平成28年度では『出力制御対応機器設置義務ありの10kW未満の買取単価』との差が8円/kWh阿智マスが、平成31年では同じ金額になっています。
要するに平成31年以降ではダブル発電システムにしておいても売る単価は変わらなくなるので、ここでもちう電池にするメリットが今よりも出てきます。
この発電や蓄電についてはまだまだ書きたいこと(知っておいてほしいこと)がたくさんあるのですが、時間がかかりそうなので何回かに分けて投稿していきます。(最終的には複数記事をちゃんと纏めます)
それではまたm(_ _)m
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