スポンサーリンク

 

こんばんは。atoです。

前回までは太陽光発電や蓄電池についての記事を書いてきましたが、少し脱線して現在進んでいっている建築状況について書かせてもらいます。

≪前回の記事≫

太陽光発電と蓄電システム・・・その②

『基礎工事の流れ』

まずは基礎工事の概略工程(流れ)について説明します。(ほとんどの人が実施する地鎮祭から)

①地鎮祭

※地鎮祭の内容等についてはこちらを参照してください

地鎮祭について

②地盤改良(杭打ち)※地盤が軟弱で必要な場合のみ

地盤改良時の写真がこちらです。

③捨てコン打設

捨てコンクリートと言われる配筋の下に作る土台のようなものと考えていいと思います。

④配筋組立

配筋組立、型枠組立時の写真がこちら

⑤型枠組立

⑥コンクリート打設

⑦型枠解体

以上で基礎工事が完了となります。

お盆休みを挟んでいますが、うちの場合は地盤改良の段取りに入ってから配筋・型枠組立まで約20日でした。

 

『基礎工時に注意したいこと』

基礎とは文字の通り、家を支える最も下にある基礎部分ですので、目立たない部分ですが非常に重要です。(基礎こそ縁の下の力持ち路言う言葉が似あいます)

基礎は作業もそんなに複雑ではないため軽く見られがちですが、いくつか注意しておいた方が良いことがあります。(僕の仕事柄感じていることですので、家の基礎では気にしなくても良いといわれるかもしれませんがご了承ください)

①雨

まずは『雨』です。基礎工事をする上で雨は非常に厄介で、掘削など土を扱うときもやりにくくなりますが、最悪なのはコンクリート打設時に雨が降ると表面に凹凸が出来たり、最悪の場合は内部に水が侵入してしまい、乾いたときに内部に空洞が出来てしまう場合があります。

余程の大雨でない限りはシートによる養生を実施したりして工事を進めることもありますので、雨が降ったらコンクリートの打設が出来ない(してはいけない)というわけではありませんが、雨が降った時にはきちんとシート養生がきちんとできているか(シートが被せられているか)を確認してください。

②コンクリート打設時期

次にコンクリートの打設時期です。これは契約などによって決まってくることですのでどうしようもない部分が大きいのですが、気候によっては後々亀裂が入りやすくなりますので、インターネットで調べるなどして一を避けた方が良いかを調べてみてください。

まぁ、真夏や真冬はあまりよくないってことです。うちはもろに良くない時期(笑)

但し、ヒビ(亀裂)が入ったから基礎がダメになるわけではなく、ヒビも許容されているひび割れの幅が決められています。

『ヒビが入ったらどうなる?そしてどうしたら良い??』

考えたくはありませんが、万が一基礎にヒビが入ってしまったらどうなるのか気になりますよね!?

まずはコンクリートの性質などを知る必要があります。

コンクリートはアルカリ性ですので、若干の酸性である雨などにより時間をかけて表面が中性化されていきます。中性化の深さでコンクリートの健全性を評価することが可能です。

ヒビが入るとコンクリートの奥まで直接雨が入っていくため中性化が奥まで進むスピードが一気に速くなってしまいます。

ここで奥まで行ってしまうと、基礎の強度を担っている配筋(鉄筋)が出てきます。配筋は鉄(炭素鋼)ですので酸化されて腐食してきます。

配筋が腐食(サビ)することで、膨張し、コンクリートを押しの受けようとすることでコンクリートのヒビが進行し負の連鎖が始まってしまいます。

ですので、ヒビが入ってしまったらそれ以上い進行させないためや、雨が侵入しないようにするためにも止水補修を実施してください!

施主としてはヒビが入った時点でやり直してほしいところですが、ほぼ間違いなく作り直しはあり得ず、補修になるでしょう。補修になった場合、いつまでハウスメーカーが面倒を見てくれるか(1年?2年?5年)を必ず確認し、書面を残すようにしておいてください。担当者が変わったりしたときに問題となるリスクが高いです。

良い基礎ができることを祈りながら寝ます(笑)

それにしても一条工務店の配筋は太い!!!(^^♪

それではまたm(_ _)m

 

スポンサーリンク
おすすめの記事