スポンサーリンク

こんばんは。atoです。

前回は『i-smartやi-cubeで2階建てを建てるときの効率的な間取り』について書きました。

≪前回の記事≫

 

『バルコニーや吹き抜けの単価が安い理由』

前回の投稿で2階部分を1階と同じ面積にするために部屋では高くなってしまうので『施工単価が安いバルコニーや吹き抜け』にする人が多いと書きましたが、誤解を招く表現(結果的には一緒なのですが・・・)をしてしまいました。

結果として部屋に対して半額になるのですが、それは単価が安いのではなくて、面積のカウントが半分になるからです。

『延床面積と施工面積』

ここで、図面に書いてある面積についてですが、まずは『延床面積』と『施工面積』について説明します。

『延床面積』とは部屋や廊下などの面積の総数のことを言います。

『施工面積』てゃ延床面積に吹き抜けやバルコニーなどの面積をプラスしたものになります。

一条工務店の場合(他の坪単価で建設費用を算出するハウスメーカーや工務店も同じだと思いますが・・・)、『施工面積』に坪単価を掛けて家の建設費用を出します。

要するに1階と2階の面積を合わせるために6畳(3坪)の部屋を増やすと、施工面積が6畳(3坪)増えるけど、バルコニーや吹き抜けの場合面積を半分にして、3畳(1.5坪)分が施工面積として増えることになります。

※図面の一部分を抜粋

 

『オプションは別』

ここまで書いた内容はあくまでも標準仕様の場合に適用される単価・金額ですので、床や御影石のキッチンカウンターなどのオプションは別です。

吹き抜けは施工面積に半分がカウントされますが、勾配天井はオプション扱いですので違ってきます。(ほとんど同じような気もするんですが・・・)

『贅沢はしなくて標準だけにすればオプションによる追加はなくなるのか・・・?』

ここまでをみれば、『標準だけの家にすればオプション金額はかからない』と思いがちですが、どうしても掛かってしまうものもあります。

それは基礎の追加です。

一条工務店の基礎は標準が布基礎になっていて、地盤調査の結果ベタ基礎や地盤改良、もしくは杭打ちが必要となった場合は贅沢をする市内とかいう問題ではなく、その土地で家を建てるためには必要不可欠なお金になってきます。

だから、『土地やハウスメーカーを決める前には地盤調査が必要不可欠』なのです。

50万円安い土地を買っても、2階建てでベタ基礎になったら『チャラ』、プラスで地盤改良や杭打ちが必要になると総額では逆転してしまいます。

『まとめ』

最終的によく分からない話にもなってしまいましたが、バルコニーや吹き抜けは施工面積が半分でカウントされることを十分に考慮した上で間取りの設計打ち合わせを進めていってください。

それではまたm(_ _)m

 

 

 

スポンサーリンク
おすすめの記事