こんばんは。atoです。
前回はロスガードのバイパス運転で冷たい外の空気を取り入れたかったけど実現出来なかったという記事を書きました。
≪前回の記事≫
これも一条ルール?・・・ロスガードでやりたかったこと
今回はオール電化の家で多く採用されているエコキュートについて書いていきたいと思います。
※具体的なエコキュートの内容については、うちが採用した三菱電機製のものですので、他メーカーでは多少異なるかもしれません。
Contents(目次)
『エコキュートとは』
エコキュートとは空気中のエネルギーを利用してお湯を作る装置です。昔は水を電気ヒーターで温めていましたが、エコキュートは空気中のエネルギーを利用することで昔の電気ヒーターに比べて電気代が約1/3にすることが出来ます。
下のイメージは三菱電機のHPより引用させていただいております。
2つ目の図がヒートポンプを使用した熱交換のイメージ図になります。お湯を沸かす為に必要な熱のうち、2/3を空気中のエネルギーがまかなっているそうです。イメージ的には空気の熱でお湯なんか作ることは出来そうにありませんが、温度ではなく熱量を回収しているから出来るようです。
詳しくは三菱電機のHPより確認してください。
『エコキュートの種類』
エコキュートには各メーカーごとに種類が多数あります。
三菱電機だと以下の4種類があります。
・Pシリーズ
・Sシリーズ
・Aシリーズ
・コンパクトエコキュート/エコキュートライト
この4種類の中でさらに分けられており、これについても見積もりに入っているのがどれか?どんな機能が付いているのかをしっかりと確認してください。
『設計時に注意すべきこと』
Instagram等で、『お湯の出が悪い』、『タンク容量が足りずに毎日のように夜間電力以外で追い炊きしてしまっている』という問題をよく見かけます。
お湯の出方については少し痛いぐらいのシャワーが良い人や、2階でもお湯をたくさん使う場合はハイパワーにしておいた方が良いと思います。
また、タンク容量は4人家族までなら370kLで良いと書いてありますが、あくまでも標準的にですので、朝シャワーを浴びるなど周りよりも多く使う可能性のある人は最初から460kLを採用しておいた方が結果的に安く済む可能性もあります。
最後に注意したい点として、『バブルおそうじ』昨日が付いているかです。バブルおそうじ機能が付いていると栓を抜いた時点でマイクロバブルで洗浄をしてくれる機能ですので、毎回お風呂の水を抜くときに洗浄してくれるため、配管内に汚れが堆積せず、きれいな状態を保てます。これが無いと1年程度で汚れが浮いてきますので絶対に付けた方が良い機能だと思います。
『まとめ』
今回、設計時に注意しておくこととしてエコキュートについて書いてきましたが、エコキュートの使用を最初に変えるのには多少のお金は掛かりますが、後悔してからだと数十万円は確実に必要となりますので、初めから入れておいた方が良いと思います。
それではまたm(_ _)m