こんばんは。atoです。
今回は一条工務店のi-smartでロフトを採用するときに考えるべきことについて記事を書きたいと思います。
Contents(目次)
『ロフトを採用するために必要なこと』
まずはロフトを採用することで必要になることを紹介したいと思います。
『勾配天井とセットになる』
当然と言えば当然ですが、ロフトの横には勾配天井が必要となります。勾配天井が隣に無い場合はロフトにならず小屋裏収納になってしまいます。
『ロフトの手すり』
一条工務店は一条ルールと呼ばれる厳しい(色々オプションでやりたい人にはやっかいな)ルールがあり、ロフトについても転落防止のために手すり替わりの壁が必要になります。
オシャレにするためにロフトは壁ではなく、アイアンの手すりにしている家もたくさんありますが、一条工務店では採用が出来ないようです。
そして、手すり(壁)の高さを決めなくてはなりません。
安全のことを考えると高い方が良いのですが、そもそもロフトは140cm以下しかないため、あまり高くしてしまうとロフトと勾配天井が分かれてしまい、開放的ではなくなってしまいます。
また、ロフトへの昇降を固定階段(一条ルールによりオープンステアは設置不可で、やるならボックス階段)にする場合は階段の手すりの高さに合わせれば良いのですが、梯子の場合基準となるものがありません。
・・・何cmに設定すれば良いかはとても難しいところですが、うちは70cmにしました。
これは宿泊体験棟で測ったオープンステアの手すり高さを参考にしました。
うちはとりあえず梯子ですが、住み始めて落ち着いたらアイアンのスケルトン階段にする予定です。
DIYで!(^^)!
おそらくあまり低すぎると使わなくなる可能性がありますので、事前にきちんと考えておいた方が良いかと思います。(実際にロフトのある家を入居宅訪問できれば完ぺきなのですが・・・)
『空調設備』
これは必須ではありませんが、『家は性能』の一条工務店のi-smartでもロフトは熱がこもりやすいので熱いそうです。
通常の部屋には24時間空調で空気が入れ替わっているのですが、ロフトには排気口がないので熱が逃げないので実際にこもってしまいます。ということで、設計士の方から最初からエアコンを設置しておくことを勧められました。
正直悩みましたが、後から追加するくらいならということで、エアコンを付けました。
また、勾配天井にはシーリングファンを設置しています。(見た目が半分以上採用の決定打になっていますが・・・)
因みに、エアコンは最初から一条工務店に設置してもらえば室外機までの配管が隠ぺい配管になりますので、玄関沿いなどの部屋では外観がかなり良くなります。
『照明のスイッチ』
ロフトの照明ですが、固定階段ならさほど気にすることもないかもしれませんが、梯子の場合上り下りが簡単ではないため、下と上2箇所にスイッチを設置することをお勧めします。
うちの場合、ロフトからリビングの照明をオン・オフできるようにしています。最初は逆だったのですが、リビングの照明だけ付いておけば梯子での昇降も危なくないのでこのようにしました。
『ロフトの使い方』
ロフトを採用するための決定打となるかもしれませんが、ロフトの使い道を明確にしておいてください。
うちを例にすると、半分は子供たちの秘密基地的な場所で、残りの半分はパソコンを置いて作業が出来るようにしました。
パソコン用にLANも必要ですし、地デジ録画のためにアンテナ線も必要です。更にはテレビとの連携のためにHDMIケーブルをテレビとロフト間に必要となりますので、空配管(隠し配線)を設置しました。(15mほどのHDMIが必要)
更に、最終的には固定階段となることから、子供たちのてが離れたら手すり部分を壁と扉にして、完全は物置にも出来るように考えました。
ただし、ロフトにもスピーカーを設置していますので隠し配線は有効活用できています。
また、当初15m程度をみこんでいたけーぶる長さも実際には25m程度必要になりました。隠し配線がどこを通るのか事前に確認しておくことが重要です。
さらに、隠し配管の曲がりが多い場合、ケーブルを通すのが大変になるので事前にケーブルを渡して通してもらっておくことをお勧めします。
ちなみに、長いHDMIケーブルは高いのでLANケーブルからHDMIに変換するコネクタを用いることで安価で、通しやすい細いケーブルにすることが出来ます。
『ロフトを採用するときの費用』
次にロフトを採用するときに掛かるオプション金額ですが、おおよそ100万円です。
これはロフトの広さと勾配天井の広さにもよりますが、1坪(2畳)違ってもさほど金額への影響は出てきません。
(こんなことを言っているからオプション金額高くなってしましました( ;∀;))
だいたいですが、費用の半分がロフト、残りの半分が勾配天井の費用となります。
隠し配線を計画する際はこちらの記事も読んでみてください。
『まとめ』
今回は、ロフトを設置するときに考えておいてほしいことをまとめてみました。
ロフトに固定階段を設置する場合、自治体によっては建築確認申請時にロフトではなく、延べ床面積に入れられてしまうこともあるようですので、設計士の方と十分に話し合って決めてください。(延べ床面積としてカウントされることで建物の評価額が上がり、固定資産税が上がってしまいます)
うちの場合、ロフトを付けたことは大正解だったと思います。最近では約120インチで投影したプロジェクターをロフトから映画館気分で子供たちが鑑賞しています♪
それではまたm(__)m