情報ボックスのメリットとデメリットまとめ
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こんばんは。atoです。

前回は平屋のメリットとデメリットについてか行きましたが、今回は『情報ボックス』を採用すべきかどうか悩む必要があると思いましたのでメリットとデメリットをまとめてみました。

≪前回の記事≫

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『情報ボックスとは?・・・何がメリット??』

まずは、『情報ボックス』とは何かですが、簡単に言うと、家の外部と接続されているテレビ線やインターネット用の光ケーブルなどを集約して置けるボックスのことです。一条工務店ではオプションとして採用可能となっていて、写真がこちら。

写真にも書いてありますが、この情報ボックス内にモデムやルーター、テレビの分配器やブースターなどを集約して設置でき、左上の写真のようにすっきり見せることができるため、置き場所に困らない代物です。

このような電気機器はほこりなどから守るためにもボックスに入っていることは非常に良いことですので、オプション代を払っても十分にメリットがあるものだと思います。

設計段階で話をするまでは設置する気満々でした。

『情報ボックスのデメリット』

次に情報ボックスのデメリットについてですが、情報ボックスそのもののデメリットは無いと思っています。

・・・要するに今回言いたいことは情報ボックス自体にデメリットがあるのではなく、情報ボックスを設置した時のケーブルの施工に問題が出てくるということです。

問題と言いましたが、設置工事自体に問題があるわけではなく、将来的に不都合が出てくる可能性があるということです。

具体的に言うと、この情報ボックスからリビングや各居室にテレビのアンテナ線やLANケーブルを分配していくのですが、情報ボックスを設置するとこれらのケーブルをまとめて配線してしまいます。

纏めて配線すること自体も問題はないのですが、一条工務店の家では天井裏のスペースが非常に少なく、後で電気配線をし直すことは至難の業です。(いろんなところに穴をあける必要が出てくる)

ケーブル自体の耐久性は長いので、劣化などによる張り替えは必要ないと思いますが、将来的に必要になってくる可能性があるのがLANケーブルです。

LANケーブルは今でも数種類のケーブルが販売されていて、通信速度も異なります。

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おそらくLANケーブルは今後も通信速度の速いものがどんどん発売されていくでしょう。

少し前まではインターネットはADSLが早いと言われていて、そこに光が出てきました。最近ではYouTubeなどの動画が多く配信されていますが、昔のADSLだと遅く感じるでしょう。

更に動画としては4K動画が出てきたことで、ネット配信されている動画も4Kのものが出てきますので、通信速度を早くしていく必要が出てきます。

今配線されるLANケーブルが何になるかですが、仮に100Mbpsや1Gbpsの物だったとしたら、すでに10Gbpsが最速として販売されていますので現時点で遅れたものになってしまいます。

情報ボックスを採用した場合、将来的にLANケーブルの張り替えは難しいということを覚えておいてください。

『まとめ』

今回のまとめとして、情報ボックスは配線をきれいにまとめることができて、ほこりから機器を保護できるため非常に優秀なボックスですが、配線をまとめてされるため将来的にケーブルの張り替えが困難です。

では、どうすれば良いか?

うちは情報ボックスを採用しませんでした。外部からケーブルが入ってくる場所をウォークインクローゼットにして、WICの棚の上にモデム関係を置けるようにしています。さらにそこからリビングまでは隠し配管用のダクトの中をケーブル配線していますのでWICからリビング間はLANケーブルの配線をやり替えられるようにしています。

因みに各居室はWICに近い場所はWICからの無線(WIFI)、リビング回りはリビングから無線(WIFI)で接続するようにしたため、各居室にLANケーブルを指すコンセントは設置しませんでした。

これだけではWICの棚の上にモデムなどが露出しますので、見えなくなるようにDIYで木のボックスを作る予定です。

情報ボックスの魅力だけで採用せず、このようなデメリットもあることを理解した上で判断するようにしてください。

それではまたm(_ _)m

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