こんばんは。atoです。
前回は部屋干しスペースを増やすためにホスクリーンをDIYで増やす方法について書きました。
≪前回の記事≫
https://atohouse.com/2017/09/16/ホスクリーンdiy/
今回は設計していく中でロスガードについて改造をお願いしたのですが採用されなかったことがあり、これも一条ルールなのか?よくわかりませんが書いていきたいと思います。
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『ロスガードについて』
まずはロスガードについてですが、一条工務店の家でシックハウス症候群対策として24時間強制換気しているシステムのことをロスガードと言っています。
シックハウス症候群や24時間換気については過去の記事を見てみてください。
https://atohouse.com/2017/08/13/24時間換気と自然換気-どっちがいい?/
一条工務店の24時間換気システムは換気の際の熱交換率が非常に高いです。(24時間換気を採用しているところの多くは熱交換率70%程度です)これはせっかく断熱性能や気密性能をよくしても24時間換気で熱を逃がしては意味がないからでしょう。
熱交換率の高いロスガードはエアコンや床暖房(さらぽかの場合は床冷房も)で冷やしたり暖めた熱を無駄にしません。
『ロスガードのデメリット』
ここまで書いた内容だとロスガードはメリットだらけに見えますが、性能が良いからこそ悪い時期があります。(ロスガード自体に悪いところは無いと考えていますが・・・)
それは春と秋です。
春と秋は昼間は少し暑く、夜は涼しいと言った気候ですが、性能の高い一条工務店ではエアコンを切っていると暑いためエアコンをつける期間が他のハウスメーカーよりも長くなります。(春は花粉症対策で窓を開けたくない人が多い)
ということで、何か対策を打ちたくなりました。
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『ロスガードのプチ改造案』
ロスガードは外から取り入れる空気を家の中の空気に近い温度にするため寝付こう換気を通しています。
要するにこの熱交換機を通さなければ春と秋でもフィルターを通った外からの冷たい空気を取り入れることが出来ます。
ですので『ロスガードの熱交換機をバイパス(通さないように)できないか?』という提案をしてみました。
具体的には家の中の空気をロスガードを通さなければいいので、外から取り入れる空気はフィルターを通してきれいな空気として取り込めます。
これすをするためにはロスガードの入り口とバイパス用にバルブが2つあればできるのですが、採用は出来ないとのことでした。
おそらく保証の問題などがあったのだと思いますが、これが出来れば年間の消費電力を削減することが出来るのでメリットは十分にありますので、将来的には採用できるようにしてもらいたいと願っています。
『まとめ』
今回は採用してもらえなかったロスガードの改造について書きましたが、今でも春と秋に窓を開けずに涼しい空気を取り入れるためにやりたいなぁと思っています。が、無理な物は無理ですので、キッチンとお風呂の換気扇をMaxにしてフィルターを通した空気を取り入れたいと考えています。
それではまたm(_ _)m
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