こんばんは。atoです。
今回はエコハウスと言われる性能が高い家は建築費用だけでなく、光熱費なども考慮すればローコスト住宅よりも安くなる???ということついて記事を書きたいと思います。
『家の性能』
まずは家の性能についてですが、ハウスメーカー各社推しているものは異なりますが、僕の中で重要だと思うことについて個別に書いていきます。
『光熱費(断熱性・気密性)』
毎月の家計に直接響いてくる光熱費は誰もが気になると思います。『ZEHの家だから・・・』『外張り断熱だから・・・』など断熱性能が良さそうな言葉を聞くと、『断熱性能が良くて暖かいんだろうなぁ』と感じて光熱費がいくら掛かるか具体的に知らずに家を建てる人がほとんどではないでしょうか?
その理由の一つとして、光熱費は各家庭のライフスタイルや使い方で大きく変わってくるのでハウスメーカーとして明言し辛いからです。
ライフスタイルが同じであれば、断熱性と気密性によって光熱費は変わってきますので、断熱性能と気密性能は重要です。
『シロアリ対策』
次にシロアリ対策ですが、シロアリ対策と聞けば薬を使用することでシロアリが来ないようにすることをイメージされる人が多いと思います。
家を建てた後からではおそらく薬でシロアリ対策をするしかありません。
ただし、家を建てる段階だと、通気性を確保したりすることが出来ます。
シロアリ対策が不十分でシロアリ被害が出てしまうと建て替えの必要性も出てくるので、ハウスメーカーに対策を確認しておく必要があります。
『耐震性能』
耐震性能については、耐震等級で記載がありますが、それだけでは比較することが出来ません。
各社の比較をする場合は、自社工場などで実際に耐震試験を実施しているかどうか、試験の結果からどの程度の地震に耐えられるのかを確認しましょう。
耐震性能については、過去の記事にも書いていますのでこちらもご確認ください。
『一条工務店が注目されている』
家の性能として書いた3項目全てに力を入れている一条工務店が注目されています。
2016年6月に住宅産業新聞から発表された販売戸数では積水ハウスが1位で14,000棟、2位が一条工務店で12,000棟となっています。
一条工務店はCMなどには力を入れていないため、家を建てようとして住宅展示場に行ったりしない限り会社名すら知らない人もいると思います。
一条工務店の強みは自社生産していることで大手に比べて高性能でありながら少し安くできるということでしょう。
また、一条工務店は大々的なCMなどをしない代わりに『入居宅訪問』というシステムで実際に一条工務店の家を建てて住んでいる家に訪問して、住み心地や実際の光熱費などについて生の声を聞くことが出来ます。
少なくとも光熱費については、ハウスメーカーから聞くよりもはるかに説得力があり、家を建てて住んだ後の家計をイメージしやすくなります。
更に、一条工務店は『ハイドロテクトタイル』という光触媒を使用したタイルを外壁に使用しているものが多いので、壁が雨や紫外線できれいになることに加え、10~15年後の外壁の塗り替え費用が不要となります。
そして、僕が一条工務店が他社と違うと感じる点は、『横の繋がり』が強いということです。
『横の繋がり』とは一条工務店で建てた人たちの繋がりです。
一条工務店はホームページなどで得られる情報が少ないのですが、その反面Instagramなどから得られる情報はとても多いです。
設計で出来ること出来ないことや、間取りの紹介など色々と紹介されています。
一条工務店で家を建てる人のほとんどは『家の性能』に惚れている人が多いので、巷では『一条信者』と呼ばれているみたいです(笑)
信者と呼ばれるくらいハウスメーカーに思い入れが出てくることが、一条工務店の飛躍につながっているのではないかと思います。
『まとめ』
家の性能は家を維持していく上で掛かってる費用に大きく影響するので、家をた充てるときには『建築費用+ランニングコスト』で評価するようにしてください。
性能の良い賃貸から性能の低い戸建てに移る場合は光熱費が高くなってしまう可能性があり、ローン+光熱費の上昇分を毎月払うこととなり家計が苦しくなるかもしれません。
後悔のない家を建てるためにしっかりと性能も評価してから購入するようにしましょう!
それではまたm(_ _)m